脳の右側で描けを購入。ワークブックと字がいっぱいのほうの二つ買った。字がいっぱいのほうを読んでからワークブックやってるけど、ワークブックだけでもいいかも。
ワークブックはリングでとじられてて、書き込みしやすい
スケッチブックみたい。
絵がうまい人が下手な人にするアドバイスとして必ずあげられる「よく見て描け」「ありのままにかけ」の2つ。よく言われる割に意味不明なアドバイスでもある。本書はよく見て描け、ありのままにかけ、がなんなのか、知覚を主題にして、絵が全く描けない人を主な対象にしているらしい。
自分の顔、自分の左手、部屋の隅を練習なしでまずかいた。
とりあえず最初は自分がどのくらいのレベルなのか記録するのが目的らしい
自画像で描いた人が何歳くらいで絵を描くのを断念したのかわかるそうだ。断念した年齢の子供がよく使う書き方、シンボル化をした絵を描いてしまうためだ。僕は本の中に載っていた6~8歳でとまった人たちの絵にそっくりなので8歳までには絵をあきらめたことになるか。確かに実際8歳までには落書きすらしなくなった。
しっかし、へたくそやな。
んで最初のレッスン。ピカソの絵を逆さにして模写する。
コツは今自分が何を描いているのか意識しないこと、みたものをおかしいとか考えずにそのまま受け入れて描くこと。たとえば手を描いているという意識があるとうまく描けないらしい。何を描いているのかわかっていると、左脳が邪魔してシンボル化、抽象化するらしい
模写は少し練習していたので、さっきの自画像のようにはさすがにならないとおもうが、それでも30分で描いた絵としてはそれなりだろうか?
足の部分を描いているときは、何を描いているのかさっぱりわからなかったし、意識しないようにしていた。しかし手を描くときは手を描いているのだという意識がどうしても働いてしまう。
意識しちゃった部分はなんかいびつだしへたくそだ。描いているときから何か違う感じもしていた。
逆にうまく描けたなとおもう個所は、逆さにして意識しないよう努めたし、そもそもなんなのかよくわかってないまま描いた箇所だ。
何かを考えるときはたいてい、頭の中で日本語で思考を文章にしながら考える。「手はもうちょっとこんなバランスのはずだ」とかこんな具合だ。この本によるとこういうのを左脳の機能としており、絵を描く際に邪魔になるものとして徹底的に排除しようとしている。
そしてこの左脳、見たものをシンボル化、単純化する。下手くそが何を描いても同じようなへたくそな絵が出来上がるのはこのせいらしい。
今まで見てきたサイトや参考書では、「初心者」と題されていても明らかに僕よりもレベルが高い人が対象だったように感じる。絵はそれなりにできるけどこの分野は初めてっていう人を初心者扱いしている感じがした。しかし本書は完全に幼稚園児クラスの下手くそも対象に含まれている。
これならやっていけるような気がしている。
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- 作者: ベティエドワーズ,野中邦子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2013/01/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2018年追記
写真模写がうまくなったんだけど、やってることはこの本で習ったのと同じことだとおもう
要は見たものそのままかくわけだけど、どれだけ下手でも時間さえかければかなりきれいに書けるよ