最近のドル箱戦法は、
・向かい飛車(角道オープンタイプ)
・ゴキゲン中飛車からの向かい飛車無理やり転向
この二つ。
でまぁ少し向かい飛車の記事でもかいてみようかなと。
なお下記のようにゴキゲン中飛車から無理くり向かい飛車にすることもできる。
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛
▲4八銀 △6二玉 ▲6八玉 △8八角成 ▲同 銀 △2二飛
ゴキゲン中飛車党でも角交換振り飛車党でもなんでも、
向かい飛車の攻め筋が増えれば、手に困ることもないだろう
僕は定跡の知識なんぞよりも、筋をおぼえることや、知識としての手順の方が大事だと思ってる
形が違えば通用したりしなかったりするが、そんな細かいことは、どうでもいい。勝てばよかろうなのだあああ
向かい飛車の形からの攻め筋は大きく分けて3つ。
①6八銀+7九金+7七桂で飛車交換
②▲8六歩△同歩▲同飛(同角)の従来の仕掛け
③8五桂ポン
どれも角交換を辞さない振り飛車には応用が利く
なお膠着した場合の打開の仕方はいろいろあり、
中央に転戦する、木村美濃等から3筋に飛車振って袖飛車(昭和のツノ銀の応用)、▲9五歩△同歩▲9九飛(9八香型の時)などがある
この辺も手筋というか知識みたいなものだね。
・6八銀+7九金型向かい飛車
聞きなれないかもしれないが、結構強い
2018年3月のA級順位戦、佐藤康光対屋敷戦で現れた。好局なので棋譜を探して並べてみてほしい。
図は佐藤屋敷戦。
狙いは簡単で飛車交換だ。飛車交換すると先手陣地に飛車が打てない。
後手が7三桂型なら受かるのだが・・・
類型で、先手は▲6六角と設置して、後の▲8六歩なんかをねらうこともできる。
向かい飛車だから飛車側に目が行くが、△4四歩をかすめ取るような機会もあるだろう。
飛車先逆襲型も結構有力、というかこっちのほうがウォーズだとバシバシ決まるが、
疲れてしまったのでおわりにする。ごめんね。

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