いくらか実戦を指してきた中で、なんとなく経験で役に立ちそうなものがあるので紹介します。
必ず正着とまではいえないものの、地味に使える機会が多いです。
ウォーズ初段を目指す人に役に立てていただきたいです。
本当は体系づけて分類して~とかやりたいのですが、
何せ僕はあほのばかのぐず。そういうことはできないのです。
いつかまた書くかもしれないからパート①ね。
1.ひも付き玉はかてえ
小駒大ゴマに紐をつけるのはわかると思いますが、玉にもひもをつけると、一気に硬く、終盤が複雑化できます。
尻金という攻めの追いかけ方に倣って、ケツ香と勝手によんでます。これは美濃囲いなら、2九に香車を打つことです。お尻の穴に香車が刺さります
有名な手筋かもしれません。
なぜこれが堅く複雑になるのかというと、玉を追いかけたときに、もともと玉がいたところに攻め駒を打つと取られるためです
で、ぶっちゃけ、とにかく守りの手でどうしたらいいかわかんねえ守りの駒もねえしってときは、とりあえず自分の玉の下か横に金打てば、10回に1回くらいなんとかなります。
2.金無双はウサギの耳より玉頭攻めたほうが楽
金無双の崩し方と言えば、二枚の金と玉の利いた通称ウサギの耳攻め。
これも有力ですが、そもそもそこに打ち込む駒を入手するのが大変だし、攻めの拠点の歩を置くのも大変です。
こんなの目指すより、ぶちゃけ玉頭に筋違い角+棒銀ぶっぱなしたほうが楽です。
この攻め筋は本当に役立つウォーズ3段くらいでもわりと通る。4段の僕も何回も金無双殺されてる。殺してもいるけど。
55角のライン+棒銀という手段もあります。
これは7六歩同歩に、いきなり8二角成と、角と8二の銀を交換して同玉とし、そこに棒銀叩きこむ攻めです。
3.相手のなりごまが、邪魔な位置に来るように仕向けよう
一番典型的なのは、5七桂で金の両取りをかけられた片美濃+6九金を想定してほしい。
6九金を5九によせると、4九桂成→同金と金桂交換になる。
これをあえて4九にある金を3級に寄せる
6九桂成で金を取るしかなく、金得されるのだが、この場合、飛車のうち場所に非常にこまるのがわかるだろうか
5九飛打ちか2段目のどこかに飛車を打つしかないのだが、5九飛は飛車が狭くとられかねない。
そして3九金型美濃囲いに二段目の飛車だと攻めづらくないだろうか。
5七があいているので角を打つ手は想定できるが、逆に言うとそこくらいしか攻め手がない。
角のラインで3九にらまれたら、4九金と手を戻すと、瞬間的に結構堅い。
この場合でなくても、相手の小駒で何か駒を取られるときは、自陣に変に近い位置の1段目または2段目で取らせると、邪魔ゴマになることが多い
なお、
矢倉囲い→2段目が急所→2段目の飛車が最も有効→2段目になり駒が来るように仕向ける
美濃囲い→1段目が急所→1段目飛車が最も有効→1段ん目になり駒が来るよう仕向ける
こうするといい。根拠はない。
7九地点で相手の小駒に金取らせたら、飛車打てなくなって勝てたことある。
4九金の方美濃だから、6九なんかにうつと飛車が狭すぎるんだよね
まさかすぎてピコーンと来た。
4.受けつぶしたなと思ったら、自陣に守備ゴマをうってから攻めろ
一方的に攻め立てられ、我慢に我慢を重ね、持ち駒が山盛りになって、間違いなく優勢だな、ということがあるだろう
そして攻めあって負ける。逆転負けで悔しい。
こういうのはやめたほうがいい。
もし、受けつぶしにほぼ成功したのなら、相手の攻めゴマ+1枚くらい、自陣に守備ゴマがいてもいいくらいだ。
攻めていいか迷ったら、自陣に金でも打ってろ。
ていうか、たいてい、玉を除く自分の盤上の守備ゴマ=自分の陣に相手の近い攻めゴマくらいにすべきだ
まぁ常にっていうわけではないが。
4枚の攻めは切れない、というが、これは玉の守りは金銀3枚に対応した格言でもある。
相手の攻めゴマが残り3枚で、自陣には金1枚と大量の持ち駒、という状況なら、攻めあってはいけない。
というか攻めてはいけない。自分が攻める=相手の持ち駒が増える、だ。
図を張ろうと思ったけど、急にそんなきぶんじゃなくなったのでとりあえずおしまい
金無双ぶっ殺す方法いつかかきたいな。