実戦詰め筋事典という本があります。この本は非常にいい本だと思います。
ウォーズ初段くらいの人におすすめですが、初段を目指しているという方でも買ってみる価値は大いにあります。
詰将棋の類似分野ですが、駒が余ったりすることがあるのが特徴です。
コンセプトとしては実戦の詰みを想定した部分図を詰ます、というものです。
実際に登場しそうな局面が非常に多く、手数はおおよそ7~13手が多いです。
実戦系なので妙手のようなものはあまりなく、手数のわりには読みやすいと思います。
しかしやはり7~13は長いので、3級や2級くらいだとちょっと辛いかもしれません。
ただ形としては丸暗記してもいいレベルのものばかりのため、
長くてつらいときは答えを見て、頭の中で再生できるくらい見返してみるというやり方がいいでしょう。
初段あれば読み切ってほしい変化ばかり、覚えてほしい筋ばかりです
もはや必修といってもいいかもしれません。
章立ては以下の通りです
1章 一段玉
2章 二段玉
3章 美濃・銀冠系
4章 穴熊系
5章 矢倉系
6章 舟囲い系
7章 二枚金
8章 端玉
9章 三段玉、中段玉
以上のように、囲いの系統で章立てしてあります。
囲い崩した後詰ます段階が・・・という人はやってみてくだだい
ものすごく売れた本で、持ってない人の方が少ないのではないか?とさえ感じます
続編もあります。